政治

ブータン国王来日におもう

「人間性」という言葉が死語になりつつある今日この頃、君主制の意義をブータン国王夫妻はあらためておもい知らせてくれたといえます。君主制か、共和制か?という古典的な議論はもう蒸し返されることはないのでしょう。共和主義者が復活するにはrepublicのp…

政治家・官僚・ジャーナリスト

鉢呂経済産業相、辞任。 自己の言動をコントロールできない人間は政治家になるべきではない。 人前で泣くような人間や自分の言葉がどのように受け止められるかを考慮しない人間は政治家の資質を欠く。 「死の街」発言は福島県民の予想される反応を考慮してい…

自衛隊は暴力装置である

仙谷官房長官曰く、 自衛隊は暴力装置である。 そのとおり。 軍隊、警察は支配のための暴力装置である。 国家はそれを社会内で独占している団体である。 国家に関するウェーバーの有名な定義である。 政治学の基本中の基本。 それを失言として自衛隊への謝罪…

大義?

ああ、鳩山よ、大義などという言葉を使うな。 君は朱子学を学んだことがあるのか? 大義で心を痛めた最近の政治家は西郷隆盛ぐらいのはず。 自由で民主主義的な政治体制のもとで使うべき言葉ではない。 せいぜい、大義という言葉を使いたいなら、「天」とい…

敗戦の日におもう

今日、8月15日は敗戦の日。 日本が敗れた日。 日本はこれから主権を失い、諸外国に占領されます。 国家が主権を失う・・・ 日本の歴上史唯一。 なんという恥ずかしいことか。 元が攻めてきた時だって何とかなったのに。 主権を失う敗戦ということを意識し…

けっこう好きな亀井静香よ

ああ、静香ちゃん。 けっこう好きな静香ちゃん。 後ろ髪、はねてる静香ちゃん。 ネクタイでメガネ拭く静香ちゃん。 そんな静香ちゃんがけっこう好きだ。 でも、連立のパートナーとしては思い上がってる静香ちゃん。 思い上がった政治家は危険だよ静香ちゃん…

言葉の重み つよし君の会見

くさなぎつよし君の会見を見ました。 言葉を選びながらの誠実さを感じさせる立派な会見でした。 謝罪会見のお手本です。 よくやりました。 どうみても、総務大臣のくにおちゃんより言葉を大切にしてます。 くにおちゃん、つよし君に学びなさい。 まあ、「最…

くさなぎつよしは最低か?

自分の家の近くで酒に酔っていい気分なって裸なったからって、それが犯罪?もう少し、酒に弱くて救急車で運ばれてれば、容疑者にならかったはず。 まあ、とにかく、彼は逮捕された。だからといって、一国の内閣のメンバーから最低と言われる筋合いはない。 …

単純な議論

政府は15兆円に及ぶ税金を使おうとしている。 だが、待て。 よく、考えてみよう。 いま、状態が非常が悪い。 それを改善するにはどうしたいいのか。 悪い状態の原因を明らかにし、そうした上でそれに対する治療法を 決定し実行する。 それがスジというもので…

小沢よ辞めよ(ちょっと義憤調)

漢字の読めない首相もいらなければ疑惑の首相もいらない。 小沢よ党首の座から身を退け。議員をも辞めよ。 潔白であるなら辞職した上で自らそれを明らかにせよ。 それが日本のためである。 緊急時にのんびり君の進退につきあっている暇はない。 潔い政治家は…

百年に一度の経済危機?無責任な政治家とジャーナリスト

麻生首相、「百年に一度の」不況とか経済危機とか平気で言ってるけど、誰が最初に言い出したんでしょう。 「百年に一度」ということは1929年の世界恐慌よりすごいってことになるわけです(笑)。 確かに大変なのはわかりますが、大恐慌とはいえないでしょう…

今年の仙台で少ないもの セミとトンボ

今、飲みながら話をしていて気づいたのですが、今年はトンボが飛んでいない・・・ うちの近くの広瀬川の河原、この時期、そこそこトンボを見るのですが、確かに今年は少ない。 考えていれば、この夏、セミの声もほとんどきいていない。ツクツクホウシの声を…

見識のない中山前国交相に同情する 政治家に必要な能力とは

中山前国交相が次の総選挙には立候補しないそうです。すばらしい決断だ!!よくぞ気づいた!! 政治家である限り最低限要求される能力があります。 マックス・ウェーバーがいうところの見識。将来を予測する能力。自己の言動が将来どういう結果を招来するかをあ…

ちょっとした違和感 政治的言語の微妙なはなし

「楽天、野村監督に続投要請」 ふーん、野村監督、投手だったんだ(ちょっとわざとらしいつっこみですか 笑)。 政治の世界でもよく使います。 「福田首相、低支持率の中、続投」(こうならなくて良かった) 違和感・・・・・・感じます。 確かに便利な言葉で…

福田の辞任を憂いつつ小人はビールを飲む

しかしまあ、内閣総理大臣の職責も軽くなったものです。 制度上、日本の最高権力者は内閣総理大臣です。 それは、権力を追求する日本の政治家がのぞめる最高の地位、名誉ある最上の地位です。それだけに職責も重く辛いものです。それでも情熱ある政治家はそ…

レジームの違う国のオリンピック

実家に戻ってました。甥たちと盛り上がったのはオリンピック開会式の花火CGと口パク。 「さすが、中国、やってくれる」 「今燃えてる聖火もCGかも(私は『ブレードランナー』を思い出します)」 「中国人選手もCG?」 「表彰式もCG?」 「大会全体も…

オンブズマンに関するちょっとしたぼやき

少しばかり、思うところがあり、オンブズマン制度について書きます。以前、この制度に携わっていたものですから・・・・・・。 なお、以下の文章は以前に発表した文章を下敷きにしています。 オンブズマンという制度が誕生したのが、1809年のスウェーデン。…

社会人1年生が2年生の担任 亡国の予感

きょう、小学校の先生をしている女性と話しをしました。 彼女は今年の春採用の新人教師です。 まだ大学生気分が残る明るく屈託のない社会人1年生。今度23歳になるわりには立派でまっとうな女の子です。 でも、彼女は2年1組の学級担任。 おかしくないです…